仕組み商品取引被害 | 京都先物・証券取引被害研究会

仕組み商品取引被害

仕組み商品とは,従来の債券,投資信託,預金等にデリバティブといわれる仕組みを組み込んで,満期やクーポン(利子),償還金などを,さまざまな形態に設定した商品のことで,仕組債が典型的です。

EB,日経平均リンク債,株価指数リンク債,外国為替連動債等と呼ばれるものがそれで,おおむね,円安や株高が進むと高い金利と元本が戻ってくる一方,円高や株安になると,利息が出なくなったり,割安の株式で償還されたり,元本を大きく毀損したり,長期間塩漬けになるなど,顧客に多額の損失が発生します。仕組みが複雑で,得られる利益は限定される一方,損失は元本全額に及ぶこともあり,「債券」のもつ安全なイメージとはかけ離れた商品ですが,本質的なリスクの説明がないまま,ハイリスク取引を望んでいない個人顧客にも勧誘されており,「適合性原則違反」や「説明義務違反」が問われた判決があります。